旅行やレジャーは要注意?!疲れをためない夏休みの過ごし方

サッカーなどのスポーツで使われる「ホーム(本拠地)」や「アウェー(敵地)」という言葉。
日常生活にも、ホームとアウェーがあります。

旅先はまさにアウェー

特に初めて訪れる場所では本能的に緊張したり、警戒したりします。

旅館やホテルの中、周辺を見てまわる行為は動物が本来持っている防御本能です。

探索行動をして、その場所が安全かどうかを確かめているのです。

その行動が結果として、自律神経への負担から疲れにつながっています。

旅行が疲労につながる理由とは

のんびりしにいったはずの旅先で、宿の周辺を見てまわるなどアクティブに行動してしまった…。
そんな経験は、誰にでもあるかもしれません。

実は、その行動は初めて来た場所への緊張感や警戒心によるもの。自身の安全を確かめるための探索行動なのです。


いつもと違う環境にいるというだけでも自律神経には負担がかかりますが、旅先ではさらに、詰め込んだスケジュールを必死でこなす、食事やお酒も量が多めになるなど、疲れにつながる行動をしがちです。

疲れをためない楽しい旅行のポイント

日頃の疲れを癒やしに出かけたはずなのに、かえってヘトヘトになるということがないよう、今回ご紹介するポイントを押さえて、楽しい夏休みを過ごしてください。

  • 移動時間はなるべく短く
  • 予定を詰め込みすぎず、余裕を持って動く
  • 温泉に行っても、入浴は1日2回まで
  • 睡眠時間を確保する

グランピングやキャンプがおすすめ

キャンプやハイキングをするなど自然の中で過ごすと、リラックスして自律神経が休まります。

テントの設営や食事の準備を自分でしなくても楽しめる「グランピング」もおすすめです。

vol.56【夏号】の記事