活性酸素とエイジング

活性酸素対策で美肌・美髪を目指そう
若々しさは細胞のサビを防ぐことから
私たちの体にはもともと活性酸素を取り除く力が備わっていますが、その力も年をとるにつれて衰えていきます。
活性酸素は、肌や髪においても、細胞の機能を低下させ老化を進めることがわかっています。また、活性酸素によって自律神経の機能が低下すると全身の血流が悪くなり、隅々の細胞まで酸素や栄養が届かず、老廃物もたまりやすくなるため、見た目年齢に悪影響が及ぶ恐れがあります。若々しさを保つためには、日頃の疲労対策と同様に活性酸素を取り除く工夫が大切。細胞をサビさせないようにすれば、美しい肌や髪を維持することが期待できるのです。


活性酸素を発生させる紫外線にも十分な対策を
紫外線を浴びると、肌の内部では大量の活性酸素が発生します。陽の光を浴びた日に、疲労感がドッと出ることがあるのはこのため。疲労・老化を防ぐには、紫外線対策は必須なのです。紫外線は、目から入るだけでも活性酸素を発生させるので、サングラスなども利用したいですね。
脳疲労を予防していつまでも、はつらつ元気!
脳が疲労すると…
- 集中力低下
- 物忘れが増加
- 作業に時間がかかるように
- アイデアが出ない
- やる気が起きない
- ぐっすり眠れない

脳疲労にも活性酸素が関係
脳は、サビやすい!

「最近うっかりミスが増えた」「もの忘れが多くなった」と自覚して「年のせいかな」と考えることはありませんか?
そのような症状が出るのは、脳が疲れている状態だからかもしれません。
ヒトの脳は多くの酸素を消費する分、活性酸素によってサビやすい、言い換えれば非常に疲れやすい器官でもあります。脳疲労は、そのまま放置していると脳の老化につながるため、疲労をためないようにすること、上手に疲労を解消することが大切です。
スマホやテレビが脳疲労を加速
スマホやテレビを見続けていると、入ってくる情報量が多すぎて脳は処理しきれなくなります。情報過多になると脳が疲れてしまい、若い人でも記憶力や集中力が低下する「スマホ認知症」になることがあり、注意が必要です。自分の五感を使う作業をする、ぼーっとする、といった時間もつくるようにしましょう。
活性酸素は認知症の原因にも
体の中で、活性酸素による疲労や老化が最も進みやすいのが脳。近年、活性酸素が引き起こす脳内の炎症が、アルツハイマー型認知症とも深く関わっていることが明らかになってきています。