今年は花粉多めの予測!今からできる花粉症対策プラスワン

花粉症対策に、抗アレルギー作用を持つビフィズス菌ロンガム種

2023年春の花粉飛散量は、昨年の夏に気温が高かったことなどから、九州から東北にかけて昨年より多くなると予測されています。
そこで、そろそろ花粉症が気になるという方におすすめしたいのが、ビフィズス菌ロンガム種です。抗アレルギー作用が認められており、花粉症の発症予防や症状緩和が期待できることが報告されています。
春を穏やかに過ごしたい方は、対策の一つとして、ぜひ活用してみてください。

ビフィズス菌ロンガム種の働き〔その1〕花粉症発症予防

花粉が飛び始める前からビフィズス菌ロンガム種を摂取すると、症状が現れるのを予防できることがわかっています。

ヒト臨床試験1

ビフィズス菌ロンガム種を摂取したグループで目の症状が明らかに低下

花粉症患者24名を対象に試験した結果、ビフィズス菌ロンガム種を4週間摂取した群は非摂取の群より症状が抑えられました。

参考文献:Xiao, J.Z., Kondo, S., Yanagisawa, N., Miyaji, K., Enomoto, K., Sakoda, T., Iwatsuki, K. and Enomoto, T.: Clinical efficacy of probiotic Bifidobacterium longum for the treatment of symptoms of Japanese cedar pollen allergy in subjects evaluated in an environmental exposure unit, Allergol. Int., 56, 67-75 (2007) .

ビフィズス菌ロンガム種の働き〔その2〕花粉症症状緩和

ビフィズス菌ロンガム種を摂取していると、花粉症の自覚症状が改善することが明らかになっています。

ヒト臨床試験2

ビフィズス菌ロンガム種を摂取したグループで花粉症の自覚症状と、それらの総症状スコアが有意に改善

スギ花粉症患者44名を対象にした試験で、ビフィズス菌ロンガム種(1000億個)を13週間摂取した群は、非摂取群より自覚症状が改善しました。

参考文献:Xiao, J.Z., Kondo, S., Yanagisawa, N., Takahashi, N., Odamaki, T., Iwabuchi, N., Miyaji, K., Iwatsuki, K., Togashi, H., Enomoto, K. and Enomoto, T.: Probiotics in the treatment of Japanese cedar pollinosis: a double-blind placebo-controlled trial, Clin. Exp. Allergy, 36, 1425-1435 (2006) .

point!ビフィズス菌の働きを実感するために

  • ビフィズス菌にはたくさんの種類があります。腸までしっかり届くものを選びましょう
  • 十分な量の菌数を摂取できるよう、ヨーグルトやサプリメントを選ぶ際は配合量を意識しましょう

vol.58【冬号】の記事