今日から始められる予防法

毎日の習慣で疲労しにくくなる!

今年こそ、食べ過ぎ疲労ぐせを直して、元気な一年を過ごしたい。そんな方のために、簡単に取り組めるおすすめの予防法をご紹介します。健やかな生活は、日々コツコツと工夫を積み重ねてもたらされるもの。ぜひ今日から試してみてください。

METHODS 01 食べるなら消化が良く、高たんぱく・低脂質の鶏むね肉

低脂質な鶏むね肉は消化が良く、胃腸に負担をかけにくいので、遅い時間の夕食にも適しています。低カロリーでも、筋肉の材料となるたんぱく質は豊富に含むため、疲れにくい体づくりのためにも積極的に取り入れたい食材です。

鶏むね肉が素晴らしいのは、なんといっても優れた抗疲労成分であるイミダゾールジペプチドを豊富に含むこと。抗疲労に有効とされる量のイミダゾールジペプチドを摂取するには、100gの鶏むね肉を毎日食べるとよいでしょう。

METHODS 02 温かい飲み物でリラックス

スープなどの温かい飲み物を飲むと副交感神経の働きが高まって心身ともにリラックス。

自律神経のバランスを整えることにもなります。また寝る前に温かい飲み物を飲むと、内臓から温まって一時的に深部体温が上がるため、その後体温が下がっていく際にスムーズに眠りにつくことができます。

METHODS 03 朝の光と朝ごはんが大切

体が持っているリズムは、夕食の時間が遅くなるなどちょっとしたことで乱れがちになります。一日の始めに体内時計をリセットするために、朝起きたら太陽の光を浴び、朝食をとりましょう。
体のリズムを整えることは、自律神経のバランスを整え、疲れにくい体をつくることにつながります。

METHODS 04 ウォーキングで腸内環境を改善

一日20分程度、早歩きのような有酸素運動を習慣的に行うと、腸内環境が整うことがわかっています。腸内環境が良くなると自律神経のバランスも整うため、腸の調子が良くなるだけでなく全身が疲れにくくなります。

食べ過ぎ疲労から脱するには、生活のリズムが重要です。睡眠が乱れると、疲労回復が遅れるばかりか、ホルモンのバランスが乱れて食欲が増してしまいます。

  1. 就寝時間を一定にする
  2. 就寝の3時間前までに腹7~8分目の夕食をとる

などを意識しましょう。

また、夕食と朝食の間を12時間程度空けると、腸内環境も整いやすくなります。生活リズムを整えることがなかなか難しい場合は、抗疲労成分が豊富な鶏むね肉を選んだり、腸内環境を整えるビフィズス菌を摂取するのもおすすめです。


vol.62【冬】の記事