冬の元気はめぐりの改善から

めぐりの改善から

血行の悪さが冬の疲れの一因

気温が下がるこの季節、多くの人が悩まされるのが血行の悪さです。気温が低いとき、自律神経は重要な臓器が集まる体の中心を37℃前後に保とうと働きます。体の表面からなるべく熱を逃がさないよう、手足など末端の血管を収縮させて血流を減らすのです。これが、血行が悪くなる仕組み。 体の末端では細胞に酸素や栄養が行き渡りにくくなり、また、老廃物も排出されにくくなって、体全体の疲れやすさにつながってしまいます。
「冷えは万病の元」といわれるように、血行が悪い状態が 続くと、慢性的な疲労や肩こり、消化不良、肌荒れ、イライラなど、実にさまざまなトラブルを招きます。冬こそ、めぐりを良くすることを意識しておきたいですね。

その症状、血行不良が原因かも!?

  • 疲労感
  • イライラ
  • 頭痛
  • 肩こり
  • 肌荒れ
  • 集中力低下
  • 胃痛・胃もたれ
  • 腹痛・下痢
  • 生理不順・生理痛
  • 手足のだるさ・むくみ
  • 免疫力低下
  • 冷え

注目の成分で寒さに負けない毎日に!

血行を良くする注目の物質NO(一酸化窒素)

一酸化窒素とは?

血管の健康と深い関わりを持っている物質がNO (一酸化窒素)です。血管の最も内側にある層 (血管内皮細胞) で主につくられており、血管を拡張して血行を促進する作用があります。また、年齢を重ねると硬くなる血管をしなやかに保つ作用も認められています。

NOの働きをサポートする2つの成分

シトルリン

NOの酸性を高める「スーパーアミノ酸」。

アミノ酸の一種で、体内でNOをつくり出して健康や若々しさの維持に役立ちます。血行不良になりがちな冬に、特におすすめの成分です。

NO

ヘスペリジン

温州ミカンなどの柑橘類の皮やスジに多く含まれる成分。分解されやすい性質を持つNOの分解を抑制し、血管拡張・血行促進を助けます。

vol.61【冬】の記事