\最新の疲労研究から見た/今すぐできる”疲労対策”
\最新の疲労研究から見た/今すぐできる”疲労対策”をお伝えします。
疲労のメカニズム研究に基づく 科学的根拠のある疲労対策で、
意欲と活力に満ちた元気 な毎日を過ごしましょう!
●疲労回復には睡眠が最も効果的
疲労回復因子(eIF2α脱リン酸化酵素)は、体や脳が休んでいるときに、効率的に働きます。
eIF2αのリン酸化は10分程度で起こりますが、脱リン酸化には数時間かかるため、睡眠が最も疲労回復に効果的といえます。
●軽い運動で疲労回復因子を増やす
疲労回復因子が増えるのは、疲労因子を感知したときだけ。軽い運動を行うことで、疲労回復因子が増加して、疲労回復を促進します。ただし、そもそも疲労因子が増え過ぎると意味がありません。頑張り過ぎないように注意しましょう。
●イミダペプチド成分やコエンザイムQ10を摂取
疲労の原因となる活性酸素による酸化ストレスを抑えるには、抗酸化作用が高い成分を摂取することも大切です。
抗疲労研究プロジェクトで、最も高い抗疲労作用が認められたイミダペプチド成分は、疲労感を抑えるだけでなく、細胞の傷を修復して疲労そのものの回復にも役立ちます。また、還元型コエンザイムQ10は、抗酸化とエネルギー産生の両面から抗疲労に役立ちます。
●生活のリズムを整える
体内時計が乱れると、疲労回復に最も大切な睡眠の質が低下します。就寝・起床時間を一定にする、毎日3食を決まった時間にとるなど、生活のリズムを保ちましょう。
●休みすぎもよくない
疲れたからといって極端に休み過ぎると、体や脳の機能が低下して、その後、それまで以上に大きな負担がかかることになります。生活リズムを崩さない程度に「普段より少し多めに休む」ことを意識しましょう。
研究者に聞く 疲労研究の最前線REPORT
REPORT1
『脳科学で明らかになった疲労のメカニズム』
REPORT1
『最先端研究で新発見!うつ病の原因はウイルスだった』
世界をリードする日本の疲労研究
世界一進んでいるといわれる日本の疲労研究。その一端を学べば疲労のメカニズムと対処法が見えてきます。実態解明が抗疲労の鍵。日本で本格的な疲労研究が始まったのは、1990年代のこと。これまでに、疲労発生のメカニズムが明らかになり、疲労の測定法が確立されるなど、世界の疲労研究をリードする成果が報告されています。
疲労研究テーマ一覧
●抗疲労(ソリューション開発 社会システム構築)
■抗疲労成分
■作業効率と疲労
●疲労と臨床
■睡眠障害
■自律神経機能との関わり
■生活習慣病との関わり