無理なダイエットは脳疲労の原因に
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ダイエット中に元気がなくなるのは…
食事を減らすようなダイエットをすると、元気が出なくなったり、ぼーっとして集中力がなくなったりすることがあります。それは、食事によって得るエネルギーが不足するためだけではありません。
朝食を抜くなどして食事回数を減らしたり、食べる量を極端に減らしたりしたときに感じるような過度な空腹は、本来、生き物にとって生命の危機を感じさせるもの。そういうときには交感神経が優位になり、その状態が長く続けば、自律神経に大きな負担がかかってバランスが崩れます。その結果、自律神経の中枢がある脳に疲労が蓄積してしまうのです。
無理なダイエットは、疲労という点から見ても避けた方が良いですね。
無理なダイエットや過度な空腹によって交感神経が優位に
自律神経に”負担をかけない”生活
通常、自律神経は交感神経と副交感神経がバランスをとりながら、24時間休みなく働いています。
副交感神経
休息時に働く神経。
主に夕方から夜間にかけて体を休める働きがあります。
交感神経
活動時に働く神経。
自然界では獲物を捕食するときや敵から身を守るときに働きます。
自律神経に”負担をかける”生活
空腹時にイライラするのは交感神経が優位になっていることの現れ。自律神経に大きな負担がかかった状態です。
自律神経のバランスが乱れた状態が続くと、脳にある自律神経の中枢に負担がかかります。
自律神経の中枢のある脳が疲労し、疲労感につながります。
空腹だけでなく、満腹になりすぎても脳疲労は起こります
極端な空腹は避けたい一方で、満腹になりすぎるのにも注意が必要です。
消化吸収や血流、血圧、心拍などを調整するのに自律神経を酷使することになるためで、過度な空腹と同様に、脳にある自律神経中枢が疲労を起こします。
特にこんな食べ方には気をつけましょう！
