参鶏湯風スープ
「あぁ、疲れた!」「活力が欲しい!」と思ったとき、身近にある食材で作れる身体をいたわるレシピです。
【お手軽×いたわり】
参鶏湯は韓国の料理で、「滋養食」と呼ばれています。
「滋」=「体を潤す」、「養」=「食べ物で体を養う」の意味があり、活力を取り戻してくれる食事です。
消化・吸収をするときの身体への負担は、私たちが思っているよりも大きいので、脂質を控えた調理法にすることで負担が減り、その分を身体が回復するためのエネルギーに充てることが出来ます。
参鶏湯スープは、タンパク質が豊富な鶏むね肉、代謝を上げる効果のある生姜、消化をサポートするといわれている大根を、脂質を控えまるごと温かいスープにすることで、ヘルシーでありながら栄養をしっかりと摂ることが出来ます。
手軽に作れる滋養食、参鶏湯で毎日の頑張りを労ってくださいね。
材料(4人前)
- 鶏むね肉 2枚
- ショウガ 2片
- 大根 10cm
- 生米 大さじ3
- 長ネギ 1本
- 三つ葉 適量
【A】
- 水 1000ml
- 塩 小さじ1
- 酒 大さじ2
- 鶏ガラスープのもと 小さじ2
作り方
- 鶏むね肉は厚みのあるところは包丁で切り込みを入れて開き、均一の厚みにする。 包丁の背で軽くたたき、ひと口大に切って、ビニール袋に入れる。 砂糖小さじ1(分量外) と塩小さじ 1/2 (分量外)をビニール袋に加えてもみ込み、さらに酒小さじ1 (分量外)をもみ込んでから片栗粉適量(分量外)を入れ、全体にまぶしておく。
- 大根は皮をむき5mm幅のいちょう切りにする。長ネギは5mm幅の斜め切りにし、ショウガはよく洗って皮付きのまま薄い斜め切りにする。
- 鍋にAを入れて混ぜ、生米、大根を入れて中火にかける。
- 沸騰したら鶏肉を入れて、再び煮立ったらアクを取り、長ネギ、ショウガを加えてふたをし、 中火で10分煮る。
- 鶏肉に火が通ったら器に盛り、ひと口大に切った三つ葉を飾って出来上がり。 (お好みで糸唐辛子を飾ってもきれいです。)
ポイント
- 鶏むね肉の下準備の「酒」は水分を吸わせ、「片栗粉」はコーティングの役割があります。うま味を逃がさず、プリプリとした食感に仕上がります。
- 生米をもち米に代えると、満足感がアップします。
- にんにくや唐辛子を加えると、さらに本格的な風味を楽しめます。