目覚め疲労<第1回>感じていませんか?目覚め疲労

起きた時の疲れは健康リスクのサインかも
目が覚めたときに疲労感がある場合、そもそも睡眠時間が不足しているか、あるいは必要な睡眠時間は確保しているけれど睡眠の質が低いと考えられます。
睡眠の量や質が不足していると、疲労を回復できずに集中力が低下してミスが増えたり、食欲に関わるホルモンの分泌量が変化して太りやすくなったりします。さらに、免疫力が弱くなる、生活習慣病や認知症をはじめとしたさまざまな病気にかかりやすくなる、といった健康リスクにもつながります。起きたときのグッタリ感は、心身の健康に黄信号がともっているものと理解しましょう。
十分な睡眠がとれていないと
- 免疫力が低下
- 太りやすくなる
- 集中力が低下
- 認知症リスクが増加
- 生活習慣病のリスクが増加
- 美容に悪影響
睡眠で休養がとれている人は減少傾向
20歳以上の人に、ここ1カ月間に睡眠で休養がとれているかを聞いた調査では「充分とれている」「まあまあとれている」と回答した人の割合は74.9%。4人に1人は「休養がとれていない」と感じていることがわかりました。

昨日の疲れが残っているあなたは疲労と睡眠の悪循環に陥っている!?
私たちが疲労を感じるとき、脳の視床下部にある自律神経の中枢が疲れている状態だと考えられます。仕事や運動、過度なストレスなどで自律神経の中枢が疲労してその働きが低下すると、睡眠のリズムや深さをコントロールできなくなり、ぐっすり眠れない、寝ても疲れがとれないといった状態に。そのように十分に回復できないまま日中を過ごすと、さらに疲労が積み重なるという悪循環に陥るのです。

睡眠は疲労回復に欠かせない!疲労と睡眠の深い関係…

睡眠中に疲労回復が進むワケ
私たちの体には、疲労が生じるとそれを回復させるしくみが備わっています。疲労が発生しても、疲労回復が常に追い付いていれば、疲労がたまることはないでしょう。しかし、活動している日中には疲労がどんどん発生するため、疲労回復が間に合いません。
一方、眠っている間は疲労の発生が少なくなり、疲労回復の働きのほうが上回るようになります。このため、十分な睡眠がとれれば、疲労回復は順調に進みます。
朝起きても疲れが残っているのは、この睡眠中の疲労回復が間に合っていないということ。睡眠の量や質が不足している可能性があるのです。


疲労因子FFと疲労回復因子FRの関係
疲労回復因子FRは疲労因子FFの発生に反応して発生します。この反応性には個人差があり、最適な睡眠時間が人によって違うことと関係していると考えられます。
睡眠には疲労回復以外にも大事な役割が
しっかり睡眠をとると記憶力が向上、スポーツなどの技能習得も進む!
睡眠の役割の一つが、記憶を整理し定着させること。知識など頭で覚えたものも、スポーツや楽器演奏など体で覚えたものも、しっかり眠ることによって定着します。勉強やスポーツなどの練習の後にはぐっすり寝る!それこそが成績・技術向上への近道です。


