ゆで鶏のガスパチョ風
スペイン発祥と言われている冷製スープガスパチョをアレンジしたレシピです。こんがりと焼いた鶏むね肉にガスパチョソースをかけてさっぱりといただきましょう。
≪飲むサラダで心身のメンテナンス≫
短時間で作ることが出来るので、忙しい時にもおすすめしたい一品です。
栄養満点のガスパチョの別名は「飲むサラダ」。
スープの赤色が見た目からも活力を与えてくれますね。これはトマトのリコピン、パプリカのカプサンチンといった色素によるものです。抗酸化作用が強いので免疫力を上げて、疲労回復や美肌の強い味方になってくれます。
そして、鶏むね肉に含まれるイミダゾールジペプチドは「ストレス抑制」「心身の疲労軽減」「脳の老化改善」といった心と体の修復作業を担ってくれます。
鶏肉と野菜を一緒に食べることで代謝がスムーズになり相乗効果が生まれ、低カロリーかつ高タンパク質、さらに食物繊維も摂取出来るヘルシーメニューです。
材料(4人分)
- 鶏むね肉・・・400g
- 塩・こしょう・・・各少々
- 小麦粉・・・適量
- オリーブ油・・・大さじ1
- 白ワイン・・・大さじ2
- きゅうり・・・1本
- パプリカ赤・・・1/2個
- トマト・・・1個
- 玉ねぎ・・・1/8個
- にんにく・・・1/2個
- イタリアンパセリ・・・少々
- 仕上げ用オリーブ油・塩・・・各適量
- リボンパスタ(お好みで)
【A】
- 冷水・・・1/2~1カップ
- オリーブ油・ワインビネガー・・・各大さじ1
- パプリカ(粉)・・・少々
作り方
- 鶏むね肉は室温にもどし、たて半分に切って塩・こしょうをする。小麦粉をまぶし、フライパンにオリーブ油をひいて両面に焼き色をつけ、白ワインをふってごく弱火で火を通す。
- きゅうり、パプリカは乱切り、トマトはひと口大に切る。玉ねぎはざく切りにし、にんにくはつぶす。ミキサーに野菜と、【A】を入れて撹拌する。
- 1の鶏肉を薄切りにして中央に盛り、2をまわりに注ぎ、イタリアンパセリをのせ、塩・オリーブ油をかける。お好みでゆでたリボンパスタを添える。
ポイント
- 鶏むね肉はフライパンでこんがりと焼きます。
- 野菜はひと口大に切ってから、冷水を入れてミキサーにかけます。
- 鶏むね肉は薄切りにして、ガスパチョをソースのようにかけましょう。
- パプリカの色素成分カプサンチンは、唐辛子の“カプサイシン”と似た名前ですが別の成分です。カプサンチンには、強い抗酸化作用があります。
- 赤、オレンジ、黄といった“暖色系の色”は血圧や体温が上昇するといわれています。料理の見栄えを華やかにする作用もあるので、“気分を上げたい時”や“おもてなしの場”に取り入れてみるのも良いですね。