鶏むね肉と九条ネギのあっさり鶏そば
鶏肉は余熱でじっくりと火を通すことでしっとりとした仕上がりに。青ネギとすだちを添えればあっさりといただけます。
≪ゆで汁を使って、無駄なくパワー回復!≫
ヘトヘトに疲れたときにおすすめのレシピです。
鶏むね肉に含まれる抗疲労成分『イミダゾールジペプチド』は、加熱に強い成分ですが、調理法によって摂取量に差が出ます。そこで、鶏むね肉を茹でたゆで汁で作る『鶏むねだし』を使えば、抗疲労成分『イミダゾールジペプチド』を損なうことなく摂取できます。
また、そばは穀類の中でもタンパク質が豊富な食材です。鶏むね肉と一緒に食べることで、そばに不足している必須アミノ酸を補い、良質なタンパク質を自然に摂取できます。さらに、そばに含まれるポリフェノールの一種『ルチン』は、毛細血管を強くし、細胞の酸化を防ぐ働きがあります。ルチンはビタミンCと一緒に働くため、すだちなどの薬味は味のアクセントになるだけでなく、栄養面でも効果的な組み合わせです。

材料(4人分)
- 鶏むね肉・・・1枚
- 酒・・・大さじ2
- 九条ネギ・・・1/2束
- すだち・・・1個
- 鶏のゆで汁+だし汁・・・6カップ
- そば(乾燥)・・・320g
- 七味唐辛子・・・適量
【A】
- うすくちしょうゆ・・・大さじ2
- みりん・・・小さじ2~3
- 塩・・・小さじ1/2
作り方
- 鶏むね肉は、かぶる程度の水と分量の酒を入れて火にかけ、沸騰したら5分程度ごく弱火でゆで、フタをして冷ます。粗熱がとれたら食べやすく割く。九条ネギは斜め切り、すだちは半月に切っておく。
- ゆで汁をこしてだし汁に加え、Aで味付けをして、ひと煮立ちさせる。
- そばは、沸騰した湯で規定時間ゆで、流水でもみ洗いして水けをきる。
- 2に3を入れて温め、丼に盛り、1の鶏肉をのせて、九条ネギをたっぷりと添え、お好みですだちや七味唐辛子で香りと辛味をつけていただく。
ポイント
- ゆで汁とだし汁を合わせて、鶏だしを作ります。
- 鶏肉はかぶる程度の水でゆで、しっかりと鶏のだしをとります。
- そばは、流水でしっかりともみ洗いをしましょう。